M&A革命への実現
最適なM&A = partnership
が出来る環境を創ります
海外株式市場
目指して!
SPAC
(米国株式上場)
(特別買収目的会社)
SPACとはSpecial Purpose Acquisition Companyの略で、
直訳すると特別買収目的会社となります。
名前から察しがつくかもしれませんが、
SPACは一般的な会社とは異なり、
買収を目的に設立された会社になります。
そのため、SPAC自体では事業を行いません。
大きなメリットは、
上場に伴う厳しい審査を経ずに上場できる点。
通常、新興企業が上場するには
大量の財務資料を用意し、
社会的に問題のない企業であることを証明する
審査を経る。
そのため、上場までには数年の時間と
多大な労力がかかる。
SPACを使えば、早ければ数カ月程度での
上場が可能になる。
SPACに買収されたスタートアップからすれば、
早期上場を通して株式市場から
短期かつ低コストでまとまった資金を調達できる。
投資家にとっても、従来は限られた
投資家のみが
取引できた未公開株が市場公開される形になり、
投資機会が増える。
米国の新規株式公開(IPO)市場が様変わりしてきた。
2020年7~9月に市場から調達した630億ドル
(約6兆6千億円)のうち半分は、
SPAC(特別買収目的会社)と呼ばれる
上場時には事業の実体を持たない「空箱」が占めた。
市場から資金調達をせずに、既存株主が売り出すだけの上場も出てきた。
背景には金融緩和策であふれたマネーがある。
The initial public offering (IPO) market in the United States has changed.
Half of the $ 63 billion raised from the market in July-September 2020
Called SPAC (Special Purpose Acquisition Company)
At the time of listing, "empty boxes" that did not have the substance of the business occupied.
Some listings are for sale by existing shareholders without raising funds from the market.
Behind the scenes is money overflowing with monetary easing measures.
SPACによるIPOの流れは以下の通りです。
- まず設立者は自己資本を投入してSPACを立ち上げます。これが会社の資産となります。
- SPACが上場します。この際に株式を売り出し、投資家から資金を集めます。
- その後、買収する企業を探し、買収を行います。
- SPACと買収された企業が合併することにより、事業を営む被買収企業が存続会社となり、上場会社となります。

M&A革命への実現
【上場の仕組みもゼロからわかる】
買収される企業の
メリット
買収される企業には、「資金調達ができる」、
「SPACでのIPOは比較的早く済む」というメリットがあります。
既存のIPOでは審査の際の条件が厳しかったり、審査に時間がかかるなどスタートアップ企業にとって障害がいくつかありました。
さらに最近では、コロナの影響によってIPOが難しくなってしまうケースもありました。
ですがSPACに買収されれば、まとまった額の資金調達ができると同時に、IPOのプロセスを短期間で終えることができます。
個人投資家の
メリット
また、SPACは個人投資家にとっても
「未公開株式(プライベートエクイティ)に
少額で投資できる」というメリットがあります。
従来、未公開株式には機関投資家や富裕層などの
限られた投資家しかアクセスすることができず、
個人投資家にはハードルの高い投資商品でした。
SPAC自体は上場企業であるため、
多くの投資家が少額から投資できます。


Changes in the number of IPOs

Financing trends





